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イベント研究所
イベント制作会社によるプロの視点からの催事レポート風ブログ。話題のある、プロとして見てみたいイベントを勝手に視察し、お客様が本当に楽しめ、満足できるイベントを研究。
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GOOD DESIGN EXPO 2010 レポート2
2010年09月13日 (月) 18:08 | 編集
考察

■受付の手前でさらに3列に並ぶように呼びかけていたが、どこに並べば良いのか分からず困る客や割り込む人もいたのは注意する点である。スタッフが呼びかけるだけではなく、分かりやすい位置に看板を設置し、仕切り等があると並びやすい。

■展示台に無駄な装飾を無くし、シンプルなつくりにしたのは、展示が際立ち見やすくなっていて良かった。台の高さは子供やお年寄りなど、見る人のことを考慮して低めにしていたと考えられる。誰もが見やすいよう配慮した、ユニバーサルなデザインと言える。

■会場が高さのある場所であることを利用し、上から吊るすような設営が多かった。そうすることで空間をうまく利用し、より多くの展示品を並べることができていた。

■決まった順路が無く、自由に見ることができるような会場構成、落ち着いた雰囲気作りで来場者は見やすかったと思われる。各ユニットの場所を示す表示を高い位置に設置すると、来場者はもっと見やすく、会場も回りやすい。また、地図は一つだけ会場の通路に直接表示してあるのだが、パンフレットとは少し異なる表示で少々見づらく感じた。数をもう少し増やし、デザインに一貫性があるとより分かりやすい。

■配線はテープで張り付けてあり目立つので気づきやすいのだが、足を引っ掛けて転んでしまう可能性もあるので、気付きにくいところだけでも上にマット(養生シート)のようなものを敷くと見た目も良く、さらに安全性が高まる。

■会場に入る際に渡されるアンケートを書くスペースが出口にあったが、そこがかなり暗く感じられたので明るめの照明を設置すべき。あの状態では非常に書きづらかった。

■アンケートはパンフレットに挟まれているので気づかない人もいたと予想される。展示を見ながらでなければ書きにくい項目もあるので、受付や入口などでアンケートについて説明した方が来場者も書きやすかったのではないだろうか。

■肝心のARマーカーを活用している人を見かけなかったのは残念。展示を中心としているので仕方がないのだが、カフェの特典もあるので、普及が進んでいるQRコードを使うなどしてもっと多くの人に活用できるようにしてはどうだろう。

■ワークショップは二日間とも子供から大人までを対象としていたが、この日は親子、子供の参加者は見かけられず、人も少なかった。少々大人向けの内容であったということ、参加費がかかることが影響していたと考えられる。子供達にも実際に体験をしてモノづくりの楽しさを知ってもらうために、翌日と同じような内容にする、もしくは参加費をもう少し押さえた内容で行っても良かった。

■空調の温度が高かったのか、会場内が暑いと感じられた時間帯があった。午後からは人も増えてきたことも考えて調整していただきたい。

まとめ

今年の来場者数は3日間でなんと

44,325人!!

去年より約1,000人来場者数が増えた。回数を重ねるごとに来場者数は増えているが、企業ブースや大学ブースは減少。景気の影響が少なからず出ていると思われる。大学生にとっては自分の作品を多くの人に見てもらえる良い場なので、もっと参加してほしい。会場内の装飾はシンプルで、展示物を生かすように設営し、スペースも上手く使っていた。パンフレットに書いてある通り、過剰な演出をあえて行わない点に好感を持てる。今年で54回目になるこのイベントだが、上記の考察のように改善する点はまだある。イベントがさらに大規模になると、細かな点まで目が回らなくなり、運営も難しくなる。出展者との更なる密な連携や来場者視点での改善を行うことで、より大きく、より良いイベントになると思われる。


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