2010年10月28日 (木) 17:17 | 編集
北海道は うまい! 北の大収穫祭
北海道の旬が恵比寿に現れた!?
■コンセプト
恵比寿ガーデンプレイス『ひろば』で
カニやマス・鮭・カボチャ・じゃがいも・燻製ホタテ・鮭トバなどの北海道の幸を買って食べて楽しめるイベントが行われた。北海道の地産品が町単位に集結し、都会的な大人が行き交う恵比寿にて直接アピールしての販売である。
イベント名は『北海道はうまい!北の大収穫祭』。
コンセプトは『北海道の大地の恵みである旬の食材を多くの人に恵比寿で知って味合ってもらうこと』である。
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開催期間 :2010年10月9日(土)~10月11日(月・祝)
(11:00~16:00)
主催者 :恵比寿ガーデンプレイス株式会社、
サッポロビール株式会社北海道本社
場所 :恵比寿ガーデンプレイス センターひろば等
入場料 :無料
天候 :晴れ
気温 :最高28度、最低17度
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9日 :60センチの「鮭のつかみ取り」が催されて、
子供達に大変好評となる。
11日(月祝)
9・10日は雨の降る不安定な天候に対して、本日は晴れ。
日差しは強いものの大変すごしやすい天候である。

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■会場導線
「JR恵比寿駅 東口」
駅から「恵比寿スカイウォーク」に乗り「恵比寿ガーデンプレイス」へ。スカイウォークでは、つるし広告やポスターが掲示され、会場までのイベント感を演出。


「恵比寿ガーデンプレイス ひろば」


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■各出店の様子
開催時刻前だが、一部出店者は営業開始済み。来場者は閑散としていたが、各出店者の熱意が強く、ついつい引き寄せられる。価格も特別安くはないが、その分、品質で勝負をしているので試食も多かった。試飲や試食だけでも満足できるボリュームと品揃えには、圧巻。

「テントや机」
イベントでは多くの場合、一律のテントと机の貸し出しをしているので同じような風合いになりがちだが、そこに思い思いのポスターやのぼり等が散りばめられ、各々がアピールする。テントの中も物が整理整頓された印象で出店者の方もとても動きやすそうであった。



「各ブースでの改善点」
テント正面上部には各ブース出展元(町の名前)が書かれた看板が設置されている。北海道のイラスト上に赤いピンで町の位置を示すなどの工夫されていた。細かい演出だが、来場者にとって新設な設計である。しかし2間角テントの形状であるが故に、看板の取付方法に少々改善の余地を発見する。張に固定している為、風による影響が受けやすく、安定感に欠けていた。もう少し、引っ張る個所を増やすか、看板を門型にして、テントの足と固定するなどの加工が必要である。

「飲食について」
プレハブ建ての中で調理・販売を行っているため、風雨の心配もなく食品衛生法から見ても問題ない環境である。匂いにつられて多くの人が集まり盛況となっていたが、逆に言うと換気扇が整備されていないように受け止められた。プレハブ内は煙と匂いが充満していた。プレハブ設計の際に、煙を考慮した換気扇の種類、位置や数量等を検証する必要がある。

人気が高かったのは肉類であった。やはり、匂いは強かった。

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■開催時刻
開催時刻ピッタリになると特設ステージで司会者が現れて「開催宣言」を行った。飲食店から流れてくる煙のため、少し見づらい開催宣言となった。

「特設ステージ」
特設ステージは規模からみてもちょうどいい大きさである。モニターが左右に一台ずつ設置されていて、ステージとモニターの連動で楽しめるようになっていた。

音響環境が控えめであった。出店者、または近隣のオフィスへの配慮なのか、ステージ周りにしか届かない音量で、少々物足りなさを感じた。会場の中心の『メインステージ』というよりは、出展者等と並列の『特設ステージ』であり、会場との連携等も控えめである。また、人の歩き回るところ以外のコードや機材の見え方の追及が乏しく、美しさに欠けていた。


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■体感イベント
「世界ホタテ釣り選手権」
生きているホタテを釣り上げて数を競うという、子供から大人まで参加できるイベントとあって、親子で参加する方が多かった。なかなかできない貴重な体験だけあって、大盛況のうちに無事終了した。
景品として釣ったホタテをもらえると思っていた方が多く、ホタテと全く関係のないものだったので戸惑う方もいた。折角、生きたホタテを楽しめるものなので、渡す景品にも工夫が欲しかった。また、混雑緩和の為に、列の最後尾での所要待ち時間の表示や、待機列形成時の子連れの方への配慮等が欲しかった。



ちなみに景品はホタテ釣りを開催している「とようら町」についての資料と「リボンシトロン」という飲料だった。サッポロビール社の前身である「大日本麦酒」が作り出した、柑橘系清涼飲料「シトロン」が、時を経って名を変更し現在に至る。
余談として、釣られたホタテは後日、「とようら町」の皆様が美味しく頂いたとの事。
「ジオパークパネル展示」
「ジオパーク」とは、科学的に見て特別に重要で貴重な、美しい地質遺産を複数含む一種の自然公園である。展示は混雑しておらず、じっくり&ゆっくりと見ることができた。
時間をかけて見た結果として、まず展示パネルの完成度が良くないと感じた。気泡が多く表面がぼこぼこだった為、気になって内容に集中できなかった。展示内容を見てもらうためにも、制作では丁寧に
配慮頂きたい。
また、展示に気付かない人が多かった。呼び込みや説明する方がいるわけではなく、『見てくれたらラッキー』的な展示であった。そして、パネルの照明の配線が露わになっていて、隔離もしておらず、若干危険な展示になっていた。少なくとも三角コーンと安全バー等を用いて、もしもの状態にもご配慮をいただきたかった。


「「我がまち自慢」のPR合戦」
各町の代表者が自分達の町を特設ステージでPRする企画である。普通にPRする人がいれば、マジックする人もいて千差万別で個性あふれるPRとなった。ステージ上ではプレゼント企画も行われて、じゃんけんや○☓ゲームなども町にちなんだ問題が出されていた。進行状況は司会の方が上手くまとめていたので、終始オンタイムな進行。
ゲームでは子供から大人までさまざまな世代の人が参加して楽しんでいた。町にちなんだ問題なので、答えを聞くたびに「へぇー」という声が聞こえてきた。しかし○☓ゲームでのモニターの表示と司会側の○☓の表示が合っておらず、それで答えを間違えてしまうということが起きる等、初歩的なミスが見受けられた。せっかくのモニター活用が、逆に参加者を戸惑わせる結果となっていたのが残念。次回は、台本、進行表の共有、およびリハはしっかりやりましょう。


「木のプール」
ひろばの奥の奥にあるために、大変見つかりにくい場所ということがあるが、魅力的な体験である。ゴルフボール大の木の玉が敷き詰められた木のプールの中を子供が自由に自分の好き勝手に遊ぶことができるようになっていた。他の出店に比べて人通りの少ない場所だが、広い場所を確保し子供が遊具で悠々遊べる。しかし、この出店者いわく、全ての遊具を出すには場所が狭いとの事。次回は、より十分な場所を確保して、ぜひとも出せなかった遊具を見たい。
床に素足でも十分なマットを敷いてあるので、親も腰かけて子供の遊ぶ姿を見られる。出店者が木の玉や遊具について教えてくれるので、非常に興味深い催しになっていた。遊ぶ子供の親と出店者の方も付いて見ているので安全面でも十分。
小さな子供が楽しめるという点も他の体感イベントとの差もでていた


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■全体の反省点
「ゴミの処置」
ゴミの分別が一部徹底されておらず、施設の清掃員による回収作業であるため、ゴミ箱から溢れている状況が見受けられた。ゴミ箱からあふれ出ると、ゴミ分別もないひどい状況になっていた。ゴミの回収の数を増やすことや、イベント時のみの清掃員を増やすなどの事前協議が足りなかったと想定される。


「バリアフリー」
「ひろば」はバリアフリーだが、プレハブ内で特産品などを販売しているブースでは、段差が形成されていた。車いすの方が利用しやすいスポットとしても有名なガーデンプレイスで行うイベントなので、スロープを作成するなどの配慮が欲しい。

「地図」
どこに何があるのか、何を売っているのか、などの出店の地図が一切ない。入口付近や帯留できる場所に、出店者情報やマップ等の表示があると便利。規模がコンパクトにまとまっていたからこそ全て回ることができるが、会場内での情報量が少ないと感じた。
「総合案内所が見当たらない」
何か起きた際に駆けつける総合案内所等の本部機能と、イベント内容に関して質問できるスタッフらしき人が見当たらなかった。警備員が巡回し、イベント中でのトラブルは起きていないようだったが、出店者自身が行列の整理に追われて、販売業務が滞るような状況も見受けられた。
次回の開催に向けて、主催者としてのバックアップを充実して、来場者も出店者も気持ちの良いイベントへと改善いただきたい。

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■まとめ
『北海道』というブランドパワーを改めて認識できるイベントであった。
“美味しい”、“新鮮”、“自然が豊富” 等のイメージを翻さない内容であり、来場者を満足させたのではないかと思う。
このようなイベントの良い所は、生産者(または生産者に近い人)と直接向き合い、各々自慢の商品を、フィルターを介さずに接する事と考える。商品は決して安くはないが、値段相応と思わせる品質への拘りや苦労話を伺うことにより、気持ちよく購入できることが最大の楽しめる点である。
交通アクセスも良く、ぶらりと立ち寄れるオープンなイベントで、美味しいものに巡り合えるとあれば、成功への条件が揃っているといっても過言ではない。このイベントの成功を受けて来年の開催には、さらなる町の参加が見込めるのではないか。第2回の開催で第1回の改善点を解消することで、今回を上回るよいイベントになるであろう。
強いて言うと、開催に向けて突貫工事だったのか、詰めが甘いと感じる点がいくつか見受けられた。全体的にコンパクトに形成されており、大きな混乱はなかったようだが、もう一歩余裕のある運営が欲しいところである。イベントに付き物の『トラブル』への対処をより事前より検討いただくことを願いつつ、生まれたばかりのイベントのレポートを終了する。
北海道の旬が恵比寿に現れた!?
■コンセプト
恵比寿ガーデンプレイス『ひろば』で
カニやマス・鮭・カボチャ・じゃがいも・燻製ホタテ・鮭トバなどの北海道の幸を買って食べて楽しめるイベントが行われた。北海道の地産品が町単位に集結し、都会的な大人が行き交う恵比寿にて直接アピールしての販売である。
イベント名は『北海道はうまい!北の大収穫祭』。
コンセプトは『北海道の大地の恵みである旬の食材を多くの人に恵比寿で知って味合ってもらうこと』である。
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開催期間 :2010年10月9日(土)~10月11日(月・祝)
(11:00~16:00)
主催者 :恵比寿ガーデンプレイス株式会社、
サッポロビール株式会社北海道本社
場所 :恵比寿ガーデンプレイス センターひろば等
入場料 :無料
天候 :晴れ
気温 :最高28度、最低17度
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9日 :60センチの「鮭のつかみ取り」が催されて、
子供達に大変好評となる。
11日(月祝)
9・10日は雨の降る不安定な天候に対して、本日は晴れ。
日差しは強いものの大変すごしやすい天候である。

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■会場導線
「JR恵比寿駅 東口」
駅から「恵比寿スカイウォーク」に乗り「恵比寿ガーデンプレイス」へ。スカイウォークでは、つるし広告やポスターが掲示され、会場までのイベント感を演出。



「恵比寿ガーデンプレイス ひろば」




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■各出店の様子
開催時刻前だが、一部出店者は営業開始済み。来場者は閑散としていたが、各出店者の熱意が強く、ついつい引き寄せられる。価格も特別安くはないが、その分、品質で勝負をしているので試食も多かった。試飲や試食だけでも満足できるボリュームと品揃えには、圧巻。


「テントや机」
イベントでは多くの場合、一律のテントと机の貸し出しをしているので同じような風合いになりがちだが、そこに思い思いのポスターやのぼり等が散りばめられ、各々がアピールする。テントの中も物が整理整頓された印象で出店者の方もとても動きやすそうであった。






「各ブースでの改善点」
テント正面上部には各ブース出展元(町の名前)が書かれた看板が設置されている。北海道のイラスト上に赤いピンで町の位置を示すなどの工夫されていた。細かい演出だが、来場者にとって新設な設計である。しかし2間角テントの形状であるが故に、看板の取付方法に少々改善の余地を発見する。張に固定している為、風による影響が受けやすく、安定感に欠けていた。もう少し、引っ張る個所を増やすか、看板を門型にして、テントの足と固定するなどの加工が必要である。


「飲食について」
プレハブ建ての中で調理・販売を行っているため、風雨の心配もなく食品衛生法から見ても問題ない環境である。匂いにつられて多くの人が集まり盛況となっていたが、逆に言うと換気扇が整備されていないように受け止められた。プレハブ内は煙と匂いが充満していた。プレハブ設計の際に、煙を考慮した換気扇の種類、位置や数量等を検証する必要がある。


人気が高かったのは肉類であった。やはり、匂いは強かった。


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■開催時刻
開催時刻ピッタリになると特設ステージで司会者が現れて「開催宣言」を行った。飲食店から流れてくる煙のため、少し見づらい開催宣言となった。


「特設ステージ」
特設ステージは規模からみてもちょうどいい大きさである。モニターが左右に一台ずつ設置されていて、ステージとモニターの連動で楽しめるようになっていた。


音響環境が控えめであった。出店者、または近隣のオフィスへの配慮なのか、ステージ周りにしか届かない音量で、少々物足りなさを感じた。会場の中心の『メインステージ』というよりは、出展者等と並列の『特設ステージ』であり、会場との連携等も控えめである。また、人の歩き回るところ以外のコードや機材の見え方の追及が乏しく、美しさに欠けていた。




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■体感イベント
「世界ホタテ釣り選手権」
生きているホタテを釣り上げて数を競うという、子供から大人まで参加できるイベントとあって、親子で参加する方が多かった。なかなかできない貴重な体験だけあって、大盛況のうちに無事終了した。
景品として釣ったホタテをもらえると思っていた方が多く、ホタテと全く関係のないものだったので戸惑う方もいた。折角、生きたホタテを楽しめるものなので、渡す景品にも工夫が欲しかった。また、混雑緩和の為に、列の最後尾での所要待ち時間の表示や、待機列形成時の子連れの方への配慮等が欲しかった。





ちなみに景品はホタテ釣りを開催している「とようら町」についての資料と「リボンシトロン」という飲料だった。サッポロビール社の前身である「大日本麦酒」が作り出した、柑橘系清涼飲料「シトロン」が、時を経って名を変更し現在に至る。
余談として、釣られたホタテは後日、「とようら町」の皆様が美味しく頂いたとの事。
「ジオパークパネル展示」
「ジオパーク」とは、科学的に見て特別に重要で貴重な、美しい地質遺産を複数含む一種の自然公園である。展示は混雑しておらず、じっくり&ゆっくりと見ることができた。
時間をかけて見た結果として、まず展示パネルの完成度が良くないと感じた。気泡が多く表面がぼこぼこだった為、気になって内容に集中できなかった。展示内容を見てもらうためにも、制作では丁寧に
配慮頂きたい。
また、展示に気付かない人が多かった。呼び込みや説明する方がいるわけではなく、『見てくれたらラッキー』的な展示であった。そして、パネルの照明の配線が露わになっていて、隔離もしておらず、若干危険な展示になっていた。少なくとも三角コーンと安全バー等を用いて、もしもの状態にもご配慮をいただきたかった。




「「我がまち自慢」のPR合戦」
各町の代表者が自分達の町を特設ステージでPRする企画である。普通にPRする人がいれば、マジックする人もいて千差万別で個性あふれるPRとなった。ステージ上ではプレゼント企画も行われて、じゃんけんや○☓ゲームなども町にちなんだ問題が出されていた。進行状況は司会の方が上手くまとめていたので、終始オンタイムな進行。
ゲームでは子供から大人までさまざまな世代の人が参加して楽しんでいた。町にちなんだ問題なので、答えを聞くたびに「へぇー」という声が聞こえてきた。しかし○☓ゲームでのモニターの表示と司会側の○☓の表示が合っておらず、それで答えを間違えてしまうということが起きる等、初歩的なミスが見受けられた。せっかくのモニター活用が、逆に参加者を戸惑わせる結果となっていたのが残念。次回は、台本、進行表の共有、およびリハはしっかりやりましょう。



「木のプール」
ひろばの奥の奥にあるために、大変見つかりにくい場所ということがあるが、魅力的な体験である。ゴルフボール大の木の玉が敷き詰められた木のプールの中を子供が自由に自分の好き勝手に遊ぶことができるようになっていた。他の出店に比べて人通りの少ない場所だが、広い場所を確保し子供が遊具で悠々遊べる。しかし、この出店者いわく、全ての遊具を出すには場所が狭いとの事。次回は、より十分な場所を確保して、ぜひとも出せなかった遊具を見たい。
床に素足でも十分なマットを敷いてあるので、親も腰かけて子供の遊ぶ姿を見られる。出店者が木の玉や遊具について教えてくれるので、非常に興味深い催しになっていた。遊ぶ子供の親と出店者の方も付いて見ているので安全面でも十分。
小さな子供が楽しめるという点も他の体感イベントとの差もでていた



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■全体の反省点
「ゴミの処置」
ゴミの分別が一部徹底されておらず、施設の清掃員による回収作業であるため、ゴミ箱から溢れている状況が見受けられた。ゴミ箱からあふれ出ると、ゴミ分別もないひどい状況になっていた。ゴミの回収の数を増やすことや、イベント時のみの清掃員を増やすなどの事前協議が足りなかったと想定される。




「バリアフリー」
「ひろば」はバリアフリーだが、プレハブ内で特産品などを販売しているブースでは、段差が形成されていた。車いすの方が利用しやすいスポットとしても有名なガーデンプレイスで行うイベントなので、スロープを作成するなどの配慮が欲しい。


「地図」
どこに何があるのか、何を売っているのか、などの出店の地図が一切ない。入口付近や帯留できる場所に、出店者情報やマップ等の表示があると便利。規模がコンパクトにまとまっていたからこそ全て回ることができるが、会場内での情報量が少ないと感じた。
「総合案内所が見当たらない」
何か起きた際に駆けつける総合案内所等の本部機能と、イベント内容に関して質問できるスタッフらしき人が見当たらなかった。警備員が巡回し、イベント中でのトラブルは起きていないようだったが、出店者自身が行列の整理に追われて、販売業務が滞るような状況も見受けられた。
次回の開催に向けて、主催者としてのバックアップを充実して、来場者も出店者も気持ちの良いイベントへと改善いただきたい。


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■まとめ
『北海道』というブランドパワーを改めて認識できるイベントであった。
“美味しい”、“新鮮”、“自然が豊富” 等のイメージを翻さない内容であり、来場者を満足させたのではないかと思う。
このようなイベントの良い所は、生産者(または生産者に近い人)と直接向き合い、各々自慢の商品を、フィルターを介さずに接する事と考える。商品は決して安くはないが、値段相応と思わせる品質への拘りや苦労話を伺うことにより、気持ちよく購入できることが最大の楽しめる点である。
交通アクセスも良く、ぶらりと立ち寄れるオープンなイベントで、美味しいものに巡り合えるとあれば、成功への条件が揃っているといっても過言ではない。このイベントの成功を受けて来年の開催には、さらなる町の参加が見込めるのではないか。第2回の開催で第1回の改善点を解消することで、今回を上回るよいイベントになるであろう。
強いて言うと、開催に向けて突貫工事だったのか、詰めが甘いと感じる点がいくつか見受けられた。全体的にコンパクトに形成されており、大きな混乱はなかったようだが、もう一歩余裕のある運営が欲しいところである。イベントに付き物の『トラブル』への対処をより事前より検討いただくことを願いつつ、生まれたばかりのイベントのレポートを終了する。
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