2010年09月13日 (月) 18:24 | 編集
グッドデザインエキスポとは何?
アジアで最大級のデザインイベントであり、グッドデザイン賞二次審査会後の会場で開催される。生活用品や建築といった、私たちの生活や社会に関わる、さまざまなデザインが東京ビッグサイト内に並ぶ。
デザイナーの方と直接コミュニケーションを取ることができる展示ブースもあり、デザイン業界の最前線で活躍するデザイナーや、デザイン系の大学の人との交流もできる。
また、3Dシアター、ワークショップや休憩できるカフェ、デザイングッズが買うことができるショップなどもあり、多くの人が楽しむことができるイベントである。
グッドデザインエキスポは、ただ見てもらうだけでなく『デザインを通じてコミュニケーションを生み、デザインによって人を元気にする場所。みんなの声が会場に集まり、広がり、つながっていくというイメージをデザインする』、これがこのイベントのコンセプトである。
開催期間:2010年 8月27日(金)~8月29日(日)
(27日 18:00 ~ 29日 16:00)
主催:財団法人日本産業デザイン振興会
会場;東京ビッグサイト 東展示場 東5、6ホール
入場料:1000円(3日間共通)/中学生以下無料
天候:晴れ
気温:最高34度、最低27度
8月28日、天気は晴れ。朝から蒸し暑い日であった。
ではレポートスタート!!
入場前視察
『国際展示場駅に到着!』
駅周辺に人は少なく、学生のグループやスーツを着た会社員らしき人が待ち合わせしていた。駅の中にはグッドデザインエキスポに関する広告や案内は無かった。駅から会場まで続く通路には誘導スタッフはいないものの、混雑している様子は見られなかった。
『受付』
会場は下の階で、入場前から行列。拡声器を持った数人のスタッフが関係者・招待客と当日券の一般客を分け、2列に並ぶよう呼びかけていた。受付の手前でさらに3列に並ぶように呼びかけていたが、どこに並べば良いのか分からず困る客や割り込む人もいたのは残念である。受付では招待客と一般客を区別するためにシールとバッチを配布、それをつけ入場。入口は広く、来場者が一斉に入場することもなかったので混雑はしなかった。

会場内は・・・!?
『会場内の人は?』
このイベントはデザインに関わる人だけではなく、一般の来場者も非常に多い。学生や会社員の方が多いのだが、ベビーカーを引く子供連れの家族や、カップル、外国の方も会場内を楽しんだ様子で周っていた。

『展示品の設営はシンプル』
会場内の展示台は鉄製の骨組みでできたものでシンプル。少々シンプルすぎるくらいと言ったところ。個人的にはもう少し装飾しても悪くはないと思う。台の高さも少し低めに作ってあり、子供にも見やすいつくり。骨組みについている照明は柔らかい雰囲気を演出。展示の説明が書いてあるプレートを骨組みから吊るすという方法が特徴的であった。

『会場の構成』
会場はジャンルごとに14のユニットに分けられ、その周りに企業・大学のブースが並んでいた。ステージは去年とは位置を変更し、会場の中央。そのステージまで大きな通路が一つあり、そこから枝分かれするように各ユニットに通路が伸びている。

会場全体は白と黒のカラーで統一され落ち着いた雰囲気。会場全体はあくまで作品を引き立てるものであって、妨げにならないようにしている。これはパンフレットにも書いてある通り、展示品を見ることを優先させる会場構成というコンセプトがあるからだ。
また、ライトやスクリーンの配線で来場者がつまずかないように、テープでまとめて会場の床に張り付けていた。トイレは会場内に4つあり、その表示も高い位置で分かりやすい位置に示してあった。

会場に入る際に渡されるアンケートを書くスペースが出口にあるのだが、そこがとても暗く感じられた。机とペンが置いてあるだけで照明が無かったからだ。また、アンケートはパンフレットに挟まれているので気づかない人もいたのでは?

『展示以外の見所は?』
最も目に付いたのは、やはり飛行船。会場内をARマーカー(QRコードのようなもの)付きの飛行船が巡回し、注目を集めていた。特に子供連れなどに来てもらうには有効な手段だと言える。

他には3Dシアター、カフェ、ワークショップ、学生による会場の実況中継など、展示以外も充実。ワークショップは日によって内容が異なり、子供から大人までを対象としたものであったが、この日は子供の参加者はいなかった。

『大学のブースが面白い!』
個人的には企業より大学のブースが好みで、大学生が作ったものとは思えないような独創的なデザインの作品が並んでいた。ブースは全体の展示台とは異なりポップなつくりで、大学ごとにオリジナリティがあり、学生の方と話すこともできた。ブースの裏で休憩を取っていたが、丸見えなので景観を考慮していただきたい。

『ステージ設営は?』
ステージは会場の中央に設置。二等辺三角形のような形で、端の席に座っている人でも見やすくなっていた。椅子は少なめ、立ち見する人もいたのでもう少しあった方が良い。スピーカーは下に2台、天井から吊るされたものが数台あり、立体感、迫力のある音響設備だった。スクリーンはプロジェクター使って映し、これも吊るすスタイルで設置。ステージに上がった人と重なって見づらくならないように、高さのある会場を良く生かしていたと思う。

アジアで最大級のデザインイベントであり、グッドデザイン賞二次審査会後の会場で開催される。生活用品や建築といった、私たちの生活や社会に関わる、さまざまなデザインが東京ビッグサイト内に並ぶ。
デザイナーの方と直接コミュニケーションを取ることができる展示ブースもあり、デザイン業界の最前線で活躍するデザイナーや、デザイン系の大学の人との交流もできる。
また、3Dシアター、ワークショップや休憩できるカフェ、デザイングッズが買うことができるショップなどもあり、多くの人が楽しむことができるイベントである。
グッドデザインエキスポは、ただ見てもらうだけでなく『デザインを通じてコミュニケーションを生み、デザインによって人を元気にする場所。みんなの声が会場に集まり、広がり、つながっていくというイメージをデザインする』、これがこのイベントのコンセプトである。
開催期間:2010年 8月27日(金)~8月29日(日)
(27日 18:00 ~ 29日 16:00)
主催:財団法人日本産業デザイン振興会
会場;東京ビッグサイト 東展示場 東5、6ホール
入場料:1000円(3日間共通)/中学生以下無料
天候:晴れ
気温:最高34度、最低27度
8月28日、天気は晴れ。朝から蒸し暑い日であった。
ではレポートスタート!!
入場前視察
『国際展示場駅に到着!』
駅周辺に人は少なく、学生のグループやスーツを着た会社員らしき人が待ち合わせしていた。駅の中にはグッドデザインエキスポに関する広告や案内は無かった。駅から会場まで続く通路には誘導スタッフはいないものの、混雑している様子は見られなかった。
『受付』
会場は下の階で、入場前から行列。拡声器を持った数人のスタッフが関係者・招待客と当日券の一般客を分け、2列に並ぶよう呼びかけていた。受付の手前でさらに3列に並ぶように呼びかけていたが、どこに並べば良いのか分からず困る客や割り込む人もいたのは残念である。受付では招待客と一般客を区別するためにシールとバッチを配布、それをつけ入場。入口は広く、来場者が一斉に入場することもなかったので混雑はしなかった。



会場内は・・・!?
『会場内の人は?』
このイベントはデザインに関わる人だけではなく、一般の来場者も非常に多い。学生や会社員の方が多いのだが、ベビーカーを引く子供連れの家族や、カップル、外国の方も会場内を楽しんだ様子で周っていた。



『展示品の設営はシンプル』
会場内の展示台は鉄製の骨組みでできたものでシンプル。少々シンプルすぎるくらいと言ったところ。個人的にはもう少し装飾しても悪くはないと思う。台の高さも少し低めに作ってあり、子供にも見やすいつくり。骨組みについている照明は柔らかい雰囲気を演出。展示の説明が書いてあるプレートを骨組みから吊るすという方法が特徴的であった。



『会場の構成』
会場はジャンルごとに14のユニットに分けられ、その周りに企業・大学のブースが並んでいた。ステージは去年とは位置を変更し、会場の中央。そのステージまで大きな通路が一つあり、そこから枝分かれするように各ユニットに通路が伸びている。


会場全体は白と黒のカラーで統一され落ち着いた雰囲気。会場全体はあくまで作品を引き立てるものであって、妨げにならないようにしている。これはパンフレットにも書いてある通り、展示品を見ることを優先させる会場構成というコンセプトがあるからだ。
また、ライトやスクリーンの配線で来場者がつまずかないように、テープでまとめて会場の床に張り付けていた。トイレは会場内に4つあり、その表示も高い位置で分かりやすい位置に示してあった。


会場に入る際に渡されるアンケートを書くスペースが出口にあるのだが、そこがとても暗く感じられた。机とペンが置いてあるだけで照明が無かったからだ。また、アンケートはパンフレットに挟まれているので気づかない人もいたのでは?


『展示以外の見所は?』
最も目に付いたのは、やはり飛行船。会場内をARマーカー(QRコードのようなもの)付きの飛行船が巡回し、注目を集めていた。特に子供連れなどに来てもらうには有効な手段だと言える。


他には3Dシアター、カフェ、ワークショップ、学生による会場の実況中継など、展示以外も充実。ワークショップは日によって内容が異なり、子供から大人までを対象としたものであったが、この日は子供の参加者はいなかった。




『大学のブースが面白い!』
個人的には企業より大学のブースが好みで、大学生が作ったものとは思えないような独創的なデザインの作品が並んでいた。ブースは全体の展示台とは異なりポップなつくりで、大学ごとにオリジナリティがあり、学生の方と話すこともできた。ブースの裏で休憩を取っていたが、丸見えなので景観を考慮していただきたい。


『ステージ設営は?』
ステージは会場の中央に設置。二等辺三角形のような形で、端の席に座っている人でも見やすくなっていた。椅子は少なめ、立ち見する人もいたのでもう少しあった方が良い。スピーカーは下に2台、天井から吊るされたものが数台あり、立体感、迫力のある音響設備だった。スクリーンはプロジェクター使って映し、これも吊るすスタイルで設置。ステージに上がった人と重なって見づらくならないように、高さのある会場を良く生かしていたと思う。



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